生きる為に必要なことの一つが忍耐力である

生きる上で重要な能力にあげられるのが忍耐力です。

どんな場所でも、その環境に適用出来れば人は生きていけるものです。

環境に適用するために必要な能力に忍耐力があります。

これはセンスや才能は必要ありません。とにかく我慢することが出来ればいいのです。

何事も嫌になって直ぐやめるのは、簡単なこと。我慢し、続けることなくして豊かな人生はないでしょう。

先ほどセンスや才能は必要ない、と言いましたが、私は我慢のセンスと才能がないから続けれないとおっしゃる人もいるでしょう。

しかしこればかりは続けないとわからないのです。実はきつくてやめたいと思い、いままではそこで諦めていたものが、ほんの少し、紙一枚の我慢でガラリと変わる可能性だってあるのです。

かつての私は勉強が嫌で仕方ありませんでした。全く勉強しないものですから、成績は著しく悪かったです。国語の試験で200点満点中、18点とかでしたね・・・。

自分には勉強出来ないんだ、努力なんて出来ないんだ、とそう思い込んでいました。

ところが勉強をしなければならない状況になった時、むちゃくちゃしんどかったですが、継続して勉強をするようになったのです。

毎日3時間の勉強を3ヶ月続けました。その時は資格(国家)が必要でした。勉強の甲斐あってか筆記試験は1問しか間違いませんでした。当然合格です。

特別難しい国家試験ではありませんでしたが、頑張って勉強を続ければ成果が出るのをこのときはじめてしったのです。

つまり、やらないとわからないのです。自分がどれだけできるか、やってみなければ測り様がないんですね。

いままでやらなかったことは辛いのが当たり前です。ですのでつらいな~と思う自分がいるのは当然なんです。

だから出来ない自分は責めないようにしてください。ただし辛いことでも続けてみてください。

始めは集中力や質は問わずに、ただただ続けてみてください。

すると継続は出来るようになります。3ヶ月もするとやらないことに違和感すら覚えます。

ここまでくればこっちのものです。

勉強などの自分を磨くことに関する継続は、自分との闘いですので、慣れれば比較的容易に我慢することが出来るようになりますが、人間関係に関する忍耐は大変なものがあります。

会社、学校、家族などでの人間関係悪化により劣悪な環境に置かれることがままあるわけです。

人間関係の難しいところは、いくら自分が努力しても改善しないことがあることです。

もはや我慢するしかないことがあります。

安易に転職や転校など出来ないことがほとんどです。ここでも忍耐力が大切になってきます。

人間関係は時間が経つと少しずつですが変化が生まれます。

いやだなと思っていた人がいなくなったり、自分が異動やクラス代えで環境が変わったりして人間関係がリセットされることがあります。

学校の場合は1年単位ではっきりと期間がわかっていますが、サラリーマンだとそうはいかないこともあります。

ただ、環境は変わって行きます。社会人に於ける人間環境に変化は、転職以外、自分の意志では行えないことがほとんどです。

異動希望は出しましょう。しかし希望が叶うのはまれで、かなり時間を要することでしょう。

変化がおとずれるまでじっと我慢する。この忍耐力が生きる上で大切なのです。

いやだった人間関係がリセットされると、非常に楽になります。

だらけてはいけませんが、忍耐によって新しい環境を手入れることが出来るのです。

忍耐など必要とせず、転職で人間関係をリセットする方法もありますが、私は、転職をしたことが無いので、なんとも言えません。

個人的には会社を辞めずとも、じっと我慢をして、誠実に働くことが結局は一番、自分にとっても社会にとってもいい働きかたであると考えています。

将来のことはわかりませんので、転職をするかもしれません。

転職先でも忍耐は必ず必要でしょう。その為に忍耐力を日々鍛えています。

忍耐力を鍛えましょう。

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