対人関係で最も重要なことは信頼です。いくら明るくても、笑顔が素晴らしくても信頼がなければ人間関係はよくなりません。
信頼を生む方法は、ありのままの自分をさらけ出すことです。
ここで注意してほしいのが、だれにでもありのままをさらけ出すことはしないほうがいい、ということです。
この線引きは経験が必要です。学生時代はこの線引きが分からず、失敗をします。
逆に相性がいいと親友になったりし、関係の悪い人はとことん関係がよくなかったり・・・。
相手を信頼できず、自分の殻に閉じこもっていてはいつまでの信頼し合える相手とは出会うことができません。
信頼は徐々に相手と結ばれ、ちょっとやそっとでは崩れない関係となります。
私の勝手な思い込みかもしれませんが、家内とは強い信頼で結ばれていると感じています。
辛い時や困難にあった時、家内は私をそっと支えてくれました。
また私も家内を精一杯支えたいと思っています。
信頼をしている、なんて会話はしません。むしろ会話はいりません。
この人なら大丈夫だとわかるのです。
そして信頼できる人が数人いれば、人生は楽になります。何があってもこの人がいれば大丈夫だ、となります。
そして信頼できる人は、身近な人であればあるほどいいです。
親、兄弟、パートナー、このような人たちと信頼関係が築けていると、つまずいても悩みを打ち明け、立ち上がることできます。
無論、友人でもいいでしょう。
多くてもいいのですが、私は信頼を置ける人は沢山いるとなかなか思えません。
少ないからよくないと言うことはなく、少ない方が相手との時間を作れるのでいい面もあります。
また自分自身との人間関係も大切にしてあげてください。
自分自身のことではありますが、粘り強く自分と付き合うことが大切です。
ところが自分をないがしろにして相手に尽くしている人が沢山います。
相手に尽くすことは悪いことではありません。しかし、自分で自分をいたわってあげてほしいです。
自分で自分を許すことが出来ない人は、どうか自分を許してあげてください。
ダメな自分を認めてあげてほしいです。
認めた上で、なりたい自分の為に研鑽する。こうすると楽に過ごすことができます。
楽とはだらけることではありません。リラックスして本来の自分になる、ということなのです。
相手との信頼関係に戻りますが、信頼できない相手がほとんどです。ですので、そういった人に無理に自分をさらけ出す必要はありません。
ただし誠意をもってお付き合いする必要はあります。
信頼できない人とは、距離を置いてバリアをはって生きていいでしょう。
自分を守ることが悪いことではありません。
信頼を大切に生きていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。