些細なことが気になる

自分は実に変だなと思うことがあります。

些細なことがすごく気になるのです。

強迫観念という心理です。

鍵を閉め忘れたのではないか?

あの書類でミスがあったのではないか?

と、気になって気になってしかたがないのです。

幼少のころは、近所の友達と変なゲームをしていました。

緑色のナンバー(営業車)を見た後、10秒以内に黄色のナンバー(軽自動車)を見なければ、その日は運が悪くなるとゆうゲームです。

ゲームなんですが、子供のころは「運がわるくなっちゃう!」と心配になっていました。

おバカですね笑

しかし、この運が悪くなるゲームは高校生くらいまで続きました・・・

大人になっても些細なことでも気になると、心配になり、それが非常にストレスでした。

何回も書類を確認してしまいます。

ボルトを締めるときなども、締め忘れがないか心配になり、何回も確認をします。

さらに何故か、1から10まで心の中で数えて10の瞬間に締め付けを完了しないと気が済まないのです。

こんなのはおかしいので、やらないようにしました。

気にしすぎだと言い聞かせました。

10秒以内に黄色ナンバーゲームはそもそも車を運転し始めた際には、緑、黄色ともに嫌でも目に入りますから、そんなことを気にしていたら事故のもとです・・・

危なくてしかたありません。

今では、10秒以内に黄色ナンバーゲーム、ボルト締めるときに10はやらなくなりましたが、書類の確認は気になってしかたないです。

これは自分はおかしいなと、本を読んでみました。

「ぼくは強迫性障害」筒美遼次郎さんの本です。

これによると自分の様な何か気になることがあると、何度も確かめたり、ある行動にこだわったりする人は100人に数人程度いるそうです。

私の場合は、10秒以内に黄色ナンバーを見ないと運が悪くなると思い込む、ボルトは心の中で1から10を数えた、10の瞬間に締めるなどですね。

筒美遼次郎さんも鍵の閉め忘れがないか、仕事の順番が気になってしかたなかったそうです。

教師が仕事なのですが、間違ったことを言ってしまったところは何度も訂正を生徒に言ってしまっていたそうです。

私も似たようなところがありましたので、非常に共感できました。

しかし、本を読んで非常に楽になれた部分がありました。

自分だけじゃないのだなと、そう思えたのです。

またどのように克服するかも書いてあります。

特に克服でよいなと思ったのは「常識に照らし合わせて考えてみる」です。

その他にも克服法や体験談などいろいろと勉強になることが書かれています。

人生が苦しくなる理由にこのような心理的な傾向(障害かもしれませんが)や、その時の環境や不運が重なった時に起こるのだと思います。

一つ一つ解決していきましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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