心療内科 その3

カウンセラーの先生は40代と思われる女性の方でした。

雰囲気は、とにかく柔らかな感じで、刺々しさがなく、話しやすい方でした。

やはりカウンセラーとなる人は雰囲気から話をしやすいオーラを出すのがうまい人たちなんだと思います。

カウンセラーになぜ辛いのか、何に悩んでいるのかを話しました。

私は主に仕事関係のことで悩んでおりましたので、業務の内容や人間関係について話をさせていただきました。

また発達障害についても話をしました。

なかなか人間関係についてうまく言葉では説明できなかったので、紙に書いて説明しました。

カウンセラーの先生は、とにかく「うん、うん。」とうなずき、共感をしていただけました。

時間は1時間でしたが、あっという間に時間がたってしまいました。

発達障害についてはカウンセラーの先生では判断できないとのことでした。

主治医、つまり私が通っている心療内科の先生でないとわからないとのことです。

なかなか、家族や友人に仕事の悩みや、人間関係の悩みを話せなかった自分にとって、人に思いのたけを聞いてもらえるというのは、有難いことでした。

話すだけで、楽になるのです。

カウンセラーの先生と私は非常に話しやすいと自分では感じましたが、これは相性があると思います。

少なくとも最初に行った心療内科のカンウンセラー(正確にはらしき人ですが・・・)より話しやすかったです。

なんというか心が落ち着き、癒されるのです。

「貴方は、正常な人です」「非常につらい思いをされていたのですね」「その気持ちわかります」と親身にお話を聞いて下さりました。

一通り話し終え、帰路につく車の中で心の重しがおり、楽になったのを今でも覚えています。

それから月に1回程度のペースで、今も通っています。

実は心療内科に行っても、抜本的に現状が良くなるとは思いません。

もともと、精神的な苦痛で通っているのですが、薬はあるものの、身体的な病気よりも、精神的な病は薬では治りにくいのではないかと思います。

結局は自分で治さないといけません。

しかし、心療内科はそれを適切にサポートしてくれる場だと思います。

私は、処方箋を頂き服用しましたが、薬は好きではありません。

医学的には効果があるのかもしれませんが、頭が受け入れないといいますか、好きになれないのです。

カウンセラーの先生にも初めから話していたのですが、今の状況は自分で打破していくしかありません。

しかし、あまりにも思いつめ、立ち直れなくなるほど精神的なダメージを受けてしまっては元も子もありません。

そういったとき、身近な人でだれにも話せないとき、心療内科に行くことは意味があります。

もし、精神的に思いつめ、苦しいと感じているのであれば、心療内科に通われることをお勧めします。

ご覧いただき、ありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする